令和5年が明けました。
本年もよろしくお願い致します。
今年はうさぎ年に因んで三輪神社におまいりしました。
境内にはかわいい“なでうさぎ”。御朱印も、かわいいうさぎさんです。
なぜ、うさぎさん?
三輪神社のご祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は大国主神(おおくにぬし)と同一だそうで、大国主神といえば、「因幡の白兎」を助けたやさしい神様。ということで、うさぎは神様のつかいだそうです。
三輪神社の境内にあった「御由緒」によると、元亀年間(1570年)に、奈良桜井三輪町から、現在の矢場町交差点辺りにあった小林城に移った城主、牧若狭守長清が、生れ故郷の三輪山に鎮まります大物主大神を祀ったと伝わっているそうです。このように三輪山といえば奈良県ですし、古事記に活玉依姫(いくたまよりひめ)との恋物語?がでてくる大物主大神は大和民族に神様のようにみえるのですが、出雲の国造りの神様である大国主神と一緒なんですね…(興味深いので、機会があったら、後日、調べてみたいと思います)。
ところで、小林城は、『愛知の城』(山田柾之著)によると、天文十七年(1548年)、織田信秀が末森城へ移ったとき、尾張守護であった斯波氏の一族である牧長義(後の義清)が築いたもので、長義とその子である長清の二代が23年間居城したとあります。三輪神社の「御由緒」にもでてくる牧長清は、織田信長の妹(お市の方の姉)を妻(おとくの方、お市の方と同様に、美人の誉れが高く、「小林殿」と呼ばれた。)にしたそうです。小林城は、牧長清の死後、廃城となりました(現在の清浄寺(矢場地蔵)の辺りらしいです)。
名古屋のお雑煮といえばもち菜…ということで、今年は、もち菜を使ってみました。 |