デンソーのシンガポール子会社へのタックスヘイブン対策税制適用の可否が争点となった訴訟につきましては、このブログで何度がとりあげています(↓)。
http://hisaya-avenue.blogspot.jp/2014/09/blog-post_9.htmlhttp://hisaya-avenue.blogspot.jp/2016/02/28210.html
https://hisaya-avenue.blogspot.jp/2017/02/tokyo-district-courts-decision.html
デンソーが、いわゆるタックスヘイブン対策税制によりシンガポール子会社の課税対象留保金をデンソーの所得に合算するなどとしてなされた更正処分について、適用除外に当たると等してを取消しを求めたのに対し、名古屋地裁平成26年9月4日判決は、デンソーの主張を認め課税処分の一部取消しを命じたものの、名古屋高裁平成28年2月10日判決(藤山コート)は、原審の国敗訴部分を取消し、デンソーが逆転敗訴していました。
一昨日の日経新聞朝刊に、最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)が上記裁判に係る上告審弁論期日を本年9月26日に指定したとの記事がでていました。
上告に理由がないときは口頭弁論を開かないで上告棄却の判決をだせるので、弁論期日の指定があったということは、控訴審判決が見直される可能性もあります。
なので、デンソー事件の行方には要注目です。
上告に理由がないときは口頭弁論を開かないで上告棄却の判決をだせるので、弁論期日の指定があったということは、控訴審判決が見直される可能性もあります。
なので、デンソー事件の行方には要注目です。
Regarding Denso’s case, the Tokyo District Court in its decision dated September 4, 2014, repealed an order by tax authorities for DENSO, indicating that DENSO’s subsidiary in Singapore was covered by the exemption of the anti-tax haven (CFC) rules. However, the Tokyo High Court in its decision dated February 10, 2016, overturned the Tokyo District Court decision.
On July 25, 2017, the Supreme Court decided that it will hear Denso’s appeal, and oral arguments will be held on Sept. 26, 2017. If the Supreme Court determines that there are no grounds for appeal, it may reject the appeal without hearing oral arguments, and so, it means that there are possibilities that it will decide in favour of the appellant (DENSO).
→ <後記>
https://hisaya-avenue.blogspot.jp/2017/10/291024.html